洗濯

キャンプで洗濯干しする時のコツは?

ほどけないロープの巻き方を知ろう!あると助かるアイテムも紹介するよ。

  • キャンプで洗濯干しする時のコツ
  • キャンプでの洗濯ロープの張り方
  • キャンプで物干しを自作する方法
  • キャンプで洗濯干しする時の注意点
  • 洗濯干しする時にあると助かるアイテム

をまとめました。

キャンプで洗濯干しする時のコツ

添加物が使われていないエコな素材でできた洗剤を使用する

洗面台

>>>arau. 洗濯用石鹸

赤ちゃんの衣類を洗うこともできる洗剤です。

無香料、無着色、保存料無添加のため、手で直接触れても肌荒れしにくいです。

自然に優しいので、キャンプ場の使用にもおすすめです。

キャンプ場で洗濯を行う場合は、自宅で使用している洗剤はおすすめできません。

自宅では洗濯機で使った水は下水に流れていきますが、キャンプ場の場合、下水処理されていないケースもあります。その場合、通常の洗剤を使用することで、環境に少なからず影響を与えてしまいます。

できるだけ自然に優しい無添加の洗剤を使用しましょう。ひとりひとりの心がけで、キャンプ場とその周辺の環境を保つことができます。

 

洗濯は必要最低限にする

最低限の洗濯

下着に靴下にトップスに、と洗濯したいものはいくつもあると思います。特に連泊すると、替えの洋服に困りますね。

ですが、洗濯は必要最低限に抑えましょう。洗濯物をいくつも干すことで、場所を取り他のキャンパーの迷惑になる可能性があります。

できれば連泊する分の着替えは用意してからキャンプ場へ向かいたいものです。

 

キャンプでの洗濯ロープの張り方

巻き結びでしっかりと木に巻き付ける

木

キャンプ場で洗濯ロープを張る際に、気を付けたいのが結び方です。よく知られている蝶々結びや固結びだとロープがずれてしまい、洗濯物が落ちてきてしまいます。

巻き結びという、簡単にできる巻き付け方をご紹介します。

 

1.ロープを用意する

ロープの結び方1

今回は木の代わりにポールを用意しました。ロープは100円ショップやアウトドアショップでも売られています。頑丈なものを用意しましょう。

 

2.ロープで1周巻く

ロープの結び方2

ロープを使って、1周くるりと巻き付けます。

 

3.下から上を通るように、×の印を作る

ロープの結び方3

先端を持ち、下から上を通します。×の印ができていることを確認します。

 

4.ロープの先端を後ろへ向ける

ロープの結び方4

先端を持ったまま、ロープを巻き付けたいものの後ろ側へと移動させます。

 

5.×の交差部分へ先端を入れ込む

ロープの結び方5

先端を表側へと移動させ、×の中へ入れ込みます。全体的にロープを緩めておくと、巻きやすいです。

 

6.結び目を締めて完成

ロープの結び方6

ぎゅっと先端を引っ張り、結び目を締めたら完成です。

木にロープを巻く場合、同じ高さに結び目が来るようにして巻きましょう。

 

キャンプで物干しを自作する方法

  • タープのポールを使う

タープ

もし使っていないタープがあれば、簡易的な洗濯物干しになるので持参しましょう。

組み立て方は通常のタープと違いはありません。2本のポールを立てたら、その間にロープを通しましょう。あっという間に完成です。

 

  • 2本の木にロープを巻き付ける

2本の木

自然の多く残るキャンプ場の場合は、木を利用しましょう。

枝が少なく、まっすぐ立っている木のほうがロープを巻きやすいです。

ただし木を痛める可能性があるので、洗濯物の干し過ぎには要注意です。

 

キャンプで洗濯干しする時の注意点

雑巾絞りは衣類を傷つけてしまう

衣類

衣類を洗ったあとには、ぎゅっと水気を絞りますね。ですが、雑巾絞りをすると、衣類の繊維を傷つけてしまいます。

しっかりと水気を取ることは重要ですが、やり過ぎには注意しましょう。

脱水したい場合には、タオルを当てて水を染み込ませる方法があるので、トライしてみてください。

 

洗濯干しは他のキャンパーから見えにくい場所で行う

他のキャンパー

キャンプ場にいるのは自分だけではありません。洗濯干しは基本、他のキャンパーに見られない場所で行いましょう。

生活感が出てしまうと、せっかくキャンプで得られるはずの非日常感を感じられなくなることも。

目のやり場に困ってしまうような洗濯物干しは、できる限り控えましょう。

 

キャンプで洗濯干しする時にあると助かるアイテム

洗濯物などを気軽に吊るせるハンギングチェーンを使う

洗濯バサミ
>>>ハンギングチェーン

 

ロープで結び目を作るのは簡単ですが、覚えるまでが大変だったりします。

そんな手間を省いてくれるのが、ハンギングチェーンです。

両端がループ状になっているので、巻き付けが簡単にできますよ。またカラビナもついているので、小物やハンガーを干すのにも便利です。

 

簡易的な洗濯袋が便利

洗濯袋
>>>LOGOS シェイク洗濯袋

 

下着を入れてシェイクするだけで、簡単に洗濯できてしまいます。

有名アウトドアメーカーのLOGOSから発売された商品で、使い勝手が良いと評判です。

使わないときには、小さく折りたたんでおけるので、持ち運びしやすいことも利点のひとつです。気になったらぜひチェックしてください。

 

まとめ

  • キャンプで洗濯干しする時のコツは、エコな洗剤をできるだけ使う
  • 巻き結びを覚えてロープを張る
  • 使っていないタープがあれば、ポールとロープを使って物干し竿にする
  • 他のキャンパーからは見えにくい場所で洗濯する
  • シェイク洗濯袋があれば、簡単に洗濯ができる

 

キャンプ場で何泊もする場合、気になるのが洗濯物ですね。その場で洗濯をすることで、衣類を減らせます。

でも、洗濯物を干すためにはある程度の事前準備が必要。

ロープやポール、洗濯用洗剤を持参するなどの準備を行いましょう。楽しいキャンプ生活になることを願っています。