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キャンプで海鮮アヒージョの作り方は?

  • キャンプで海鮮アヒージョの作り方ポイント
  • 作り方のアレンジ例
  • 海鮮アヒージョの作る時の注意点

をまとめました。

 

キャンプで海鮮アヒージョの作り方は?

スキレットと冷凍のシーフードミックスを使って作れる

1.使用する道具

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なるべく小さめのスキレットを用意しましょう。少ない油で具材が浸かるので、ソロキャンプや他にも料理を作る時にはおすすめです。

もちろん大勢で食べたり、たくさん食べたいときには大きめのスキレットでかまいませんよ。

 

2.海鮮アヒージョの材料

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1~2人前

  • シーフードミックス:適量
  • ブロッコリー:適量
  • マッシュルーム:適量
  • 鷹の爪:適量
  • にんにく:4片
  • オリーブオイル:食材が浸かるくらい
  • 塩:適量
  • ブラックペッパー:適量
  • パセリ:適量

 

3.下ごしらえ

材料は事前にカット、下ごしらえをしておくのがおすすめ。便利でゴミも出ません。

  • ブロッコリーの下処理

ブロッコリーはつぼみの間に汚れや虫がついていることがあるので、よく洗いましょう。

つぼみを下にしてボウルに張った水につけます。水につけたらブロッコリーをゆすって洗います。

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洗ったブロッコリーはひと口大に切り分け、茹でておきます。

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沸騰したお湯に塩を加えて、1分半茹でます。粗熱が取れたら小分けにして、冷凍しておきましょう。

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  • マッシュルームの下処理

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なめこなど例外はありますが、きのこは基本的に洗う必要はありません。洗うと風味や、水溶性の栄養素がなくなってしまうからです。

どうしても気になるという人は、流水でさっと洗ったり、キッチンペーパーで軽く拭くといいでしょう。

石づきがついている場合は切り落とします。マッシュルームは切らずにそのまま入れてもかまいませんが、大きい場合は半分に切っておきましょう。

 

4.スキレットにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて火にかける

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にんにくはそのまま入れるものと、みじん切りにして入れるものに分けましょう。みじん切りにするのは1片くらいでいいでしょう。
にんにくが焦げないように弱火でじっくり、香りをオリーブオイルに移していきます。

 

5.にんにくの香りが立ったら、シーフードミックスを入れる

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にんにくの香りが立ってきたら、解凍しておいたシーフードミックスを入れます。

シーフードミックスを解凍するときもひとつポイントがあります。シーフードミックスは塩水で解凍すると、臭みが取れて、身がプリッとなります。

 

6.マッシュルームを入れる

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マッシュルームのサイズが大きい場合は、半分もしくは、四等分にしてから加えましょう。

 

7.マッシュルームに火が通ったら、ブロッコリーを入れる

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ブロッコリーの水分はキッチンペーパーで拭きとってから入れましょう。

 

8.塩とブラックペッパーを振りかける

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具材をすべて入れたら、塩をひとつまみ、ブラックペッパーを、お好みの量振りかけて味を整えます。

塩コショウを振りかけたら、全体を軽く混ぜ合わせましょう。

 

9.ブロッコリーが温まったらスキレットを火から下ろして完成

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ブロッコリーは事前に茹でてあるので、温まったら完成です。

 

キャンプで海鮮アヒージョの作り方のポイント

小さめのスキレットを使う

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小さめのスキレットを使うメリットは、少ない量のオリーブオイルで済むことです。

大きいスキレットだと、オリーブオイルで具材を浸すのに、より多い量のオイルが必要になってしまいます。

 

火が通りにくい具材から入れていく

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にんにくはホクホクになるまで煮るのが、美味しいと思うので最初に入れます。

マッシュルームは生でも食べれるくらいなので、長い時間煮込む必要はありません。むしろ煮すぎると、食感が悪くなります。
ブロッコリーは事前に茹でているので、温める程度で大丈夫です。

 

弱火でじっくり

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弱火で煮るのがポイントです。

大量の油を使用しているので、火が強いと危険です。弱火でじっくりと火入れをしていきましょう。

 

キャンプで海鮮アヒージョの作り方アレンジ例

シーフードの代わりに肉を入れる

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おすすめは鶏肉です。火が通りやすいように小さくカットしましょう。

入れる順番はシーフードミックスと同じタイミングで入れましょう。マッシュルームを入れる前までに、しっかりと中まで火を通しておくことが大事です。

より食べ応えがあるアヒージョになります。

 

カマンベールチーズを入れる

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アヒージョにカマンベールチーズを入れるのは、意外に思う人もいるかもしれません。
ですが溶けたチーズに他の具材やバゲットをディップして食べると、とっても美味しいです。

定番のシーフードだけでなく、さまざまな食材が合うのがアヒージョのいいところです。

 

キャンプで海鮮アヒージョの作り方の注意点

食材の水分をしっかり拭きとっておく

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食材に水分が付いたままオイルの中に入れると、油が跳ねたり、アヒージョ自体が水っぽくなったりします。

ペーパータオルで丁寧に水気を拭き取ってから入れるようにしましょう。

 

油の処理が大変

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アヒージョはオリーブオイルを大量に使います。食べきれれば良いですが、キャンプでも家でも油を捨てるのは少し面倒なものです。

余った油の処理方法としては、

  • バゲットで食べる
  • 他の料理に使う
  • 凝固剤を使って捨てる

などがあります。

 

  • バゲットで食べる

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アヒージョといえばバゲットと一緒に食べるのが定番です。

にんにくが香るうまみたっぷりなオリーブオイルに、カリカリに焼いたバゲットを浸して食べるのは最高です。私が友人とキャンプに行ったときは、これでオイルがなくなることがほとんどです。

 

  • 他の料理に使う

例えばアヒージョの残りオイルで作るペペロンチーノは絶品です。残ったオイルに他の具材を入れてもう一回アヒージョを作るのもありかもしれません。

 

  • 凝固剤を使って捨てる

上記の方法で処理できない場合は、容器に入れて持ち帰るか、凝固剤を使って捨てます。
少しでしたら、ペーパータオルや新聞紙で拭き取れば大丈夫です。

油が大量に余ってしまった場合は、市販の凝固剤で固めると、かんたんに処理することが可能です。まだ油が熱いうちに凝固剤を入れ、冷めると固まります。固まった油はすくって、ビニール袋に入れて捨てましょう。

凝固剤はホームセンターなどで購入できます。油を排水口に流すのはご法度です。油は正しく処理しましょう。

 

まとめ

  • キャンプで海鮮アヒージョはスキレットを使ってかんたんに作ることができる
  • 弱火でじっくり食材を煮るのがポイント
  • 豊富なアレンジ例!カマンベールチーズを入れると一気に味変に
  • アヒージョの油はうまみたっぷり!バゲットで食べたり、他の料理に再利用しよう